
投稿日:2026年10月4日
ピラティスで、運動能力は上がりますか。上がるのは、動きがつながったときです
ピラティスをしただけでは、競技の力は上がらないと、私は考えています。
競技の力を上げるのは、その競技の動きに、負荷をかけた反復です。
ピラティスが役に立つのは、新しい動きの感覚が、競技の動きとつながったときです。
「ピラティスをすれば、競技の力が上がる」でしょうか
「体幹トレーニングやピラティスは、スポーツにとても効く。」
そういう話を、よく聞きます。
でも、私は少し違和感を持っています。
ピラティスも、体幹トレーニングも、
それだけで競技の力を上げるものではない、と考えているからです。
では、なぜ「ピラティスで競技の力が上がった」という選手がいるのでしょうか。
順番にお話しします。
まず、何に使いたいのかを決める
先日、電子レンジを買いに行きました。
売り場には、ものすごい数が並んでいます。
私は、温められればよい。
妻は、ローストチキンを焼きたい。
ここで、もう意見が分かれます。
何に使うかで、選ぶものが変わるのです。
ピラティスも、同じです。
「ピラティスを、何に活かしたいのですか。」
私は、最初にそうお聞きしたいのです。
競技の力が上がる、とは
| 競技の力を上げるもの | ピラティスが育てるもの | |
|---|---|---|
| 何をするか | その競技の動きに、負荷をかけて反復する | 身体のいろいろな動きを、細かく感じ取る |
| たとえば | シュートの動きを、負荷をかけて繰り返す | 股関節を、いろいろな方向に動かす |
| 得られるもの | 負荷を外したとき、その動きが楽になる | これまで感じたことのない、筋肉への刺激 |
競技の力が上がるとは、こういうことだと考えています。
競技の動き × 負荷
その競技で使う動きに、負荷をかけて反復する。
負荷を外したとき、その動きが前より楽にできる。
これが、競技の力が上がる、ということです。
だから、ピラティスをした、というだけでは、
競技の力は上がりません。
では、なぜ上がったと感じる選手がいるのか
スポーツ選手は、「つなげる」のが、とても上手です。
新しく体験した動きを、自分の競技の動きにつなげる。
だから、選手でいられるのだと思います。
サッカーで考えてみます。
ピラティスに、股関節を回すエクササイズがあります。
これを体験すると、
いままで感じたことのない刺激を、筋肉に感じます。
その感覚が、シュートのときの脚の振りにつながる。
「脚を、この角度で振っていたのか。」
振りの角度が、前より細かく分かるようになります。
だから、シュートの精度が上がるのです。
ピラティスをしたから、サッカーが上手くなったのではありません。
ピラティスで得た感覚を、選手が自分で、競技の動きにつなげたのです。
スポーツをしている方に、ピラティスが役に立つところ
- これまで使ったことのない動きを、体験できる
- 自分の動きを、細かく感じ取れるようになる
- その感覚を、競技の動きにつなげられる
つなげることができれば、ピラティスは役に立ちます。
レッスンでは、こう聞いてみてください。
「この動きは、私の競技の、どの動きにつながりますか。」
まとめ
- ピラティスをしただけでは、競技の力は上がらないと考えています
- 競技の力を上げるのは、その競技の動きに負荷をかけた反復です
- ピラティスで得た新しい感覚を、競技の動きにつなげたとき、役に立ちます
あなたは、ピラティスを、
何に活かしたいのでしょうか。
よくあるご質問
Q. ピラティスをすると、スポーツが上手くなりますか。
ピラティスをしただけでは、競技の力は上がらないと考えています。ピラティスで得た新しい動きの感覚を、ご自身の競技の動きにつなげることができたとき、役に立ちます。
Q. 体幹トレーニングとピラティスは、何が違いますか。
競技の力を上げるという目的から見ると、どちらも、それだけで力が上がるものではありません。大切なのは、何に活かしたいのかを先に決めることです。
Q. スポーツをしていますが、ピラティスを受ける意味はありますか。
あります。これまで使ったことのない動きを体験し、自分の動きを細かく感じ取れるようになります。レッスンでは、ご自身の競技を伝えていただくと、つなげやすくなります。
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書いた人
関口智弘(MOHI)
MOHI Pilates Founder。ピラティス指導歴20年。
2012年に MOHI Pilates を創業し、これまでに300人以上のインストラクターを育成。
代表プロフィール
まずは、体験レッスンへ
ご自身の競技と、どうつながるか。
体験レッスンで、インストラクターにお話しください。
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