
投稿日:2026年10月2日
フットワークで見る3つのポイント。足を置く位置から、レッスンを始める
フットワークで見るポイントは、3つです。
足を置く位置。つま先と膝の向き。かかとの位置。
この3つで、フットワークは組み立てられます。
「強い負荷で、しっかり押せればよい」でしょうか
「フットワークは、脚の力を鍛えるエクササイズ。
しっかり押せていれば、それでよい。」
そう考えている方は、多いと思います。
でも、ピラティスのフットワークは、押す力を鍛えるだけのものではありません。
負荷をかけながら、動きを整える。
それが、ピラティスの特徴です。
繰り返す動きの中で、
関節や筋肉に、無理なく負荷を乗せていきます。
3つのポイント
| # | 見るところ | 確認すること |
|---|---|---|
| 1 | 足を置く位置 | 親指の付け根と小指の付け根で、バーを押しているか |
| 2 | つま先と膝の向き | 5本の指と膝が、同じ向きにそろっているか |
| 3 | かかとの位置 | かかとが、動かずに止まっているか |
1. 足を置く位置
足を置くところから、レッスンを始めてください。
ここには、こだわりたいのです。
押すのは、2つの点です。
- 親指の付け根(母趾球)
- 小指の付け根(小趾球)
この2点で、フットバーを押します。
小指がバーからはみ出していると、押せません。
もう少し上に置きます。
私は、お客さまの足の、この2点を手で押してお伝えすることが多いです。
よくあるのは、こういう状態です。
- 親指の付け根が、浮いたまま押している
- 小指の付け根が、浮いたまま押している
すねの筋肉を、均等に使えていません。
これは、日常の癖です。
ふだんも、そうやって動いている可能性があります。
2. つま先と膝の向き
5本の指と、膝。
この2つが、同じ向きにそろっている状態をつくります。
すべてのフットワークで、そう導いてください。
意外に多いのが、
つま先より、膝が内側に入ったまま押している方です。
両足で均等に押せている、と感じたら、
次は、膝を見てください。
どちらかに、入っているかもしれません。
多いのは、内側です。
3. かかとの位置
つま先でバーを押すエクササイズで、考えてみます。
かかとを、なんとなく置かせていませんか。
かかとが動かないようにしたいのです。
ふくらはぎを使うには、足首が動く必要があります。
足首が動くのは、
かかととつま先の位置が、決まっているときです。
かかとが好きに動いてしまうと、
かかとが下がって、上がって、となります。
このとき、足首は動いていません。
使われているのは、太ももの前です。
間違いではありません。
ただ、使われる場所が変わります。
かかとの位置を決めることで、
どこを使ってもらうかを、先生が選べるようになります。
足は、変形しているものとして見る
人の足は、育ってくる中で形が変わっていきます。
履いている靴。
歩いている場所。
使っている頻度。
「足は、変形しているものだ。」
そう思って見ないと、見えません。
ピラティスだから、できること
歩いているとき、
膝がどう曲がっているか。
つま先がどちらを向いているか。
ご本人には、分かりません。
ピラティスでは、お客さまは寝た状態です。
足が、先生の手元にあります。
だから、細かく見ることができます。
細かく意識していただくことができます。
靴を履いていないので、
親指と小指の付け根まで、見ることができます。
問題は、膝から来ているのではない。
足の裏から来ている。
それが、ピラティスの考え方です。
まとめ
- フットワークでは、足を置く位置、つま先と膝の向き、かかとの位置の3つを見ます
- 親指の付け根と小指の付け根の2点で、バーを押します
- かかとの位置を決めると、どこを使うかを選べるようになります
あなたは、フットワークを、
足を置くところから始めているでしょうか。
よくあるご質問
Q. フットワークでは、どこを見ればよいですか。
足を置く位置、つま先と膝の向き、かかとの位置の3つです。この3つで、フットワークは組み立てられます。
Q. 足は、バーのどこに置けばよいですか。
親指の付け根と小指の付け根の2点で、バーを押します。小指がバーからはみ出していると押せないので、少し上に置きます。
Q. かかとが動いてしまうと、どうなりますか。
足首が動かなくなり、ふくらはぎではなく太ももの前が使われます。間違いではありませんが、使ってほしい場所が変わります。
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足の置き方は、動画で見ると分かりやすいです。
書いた人
関口智弘(MOHI)
MOHI Pilates Founder。ピラティス指導歴20年。
2012年に MOHI Pilates を創業し、これまでに300人以上のインストラクターを育成。
代表プロフィール
養成コースについて
足の見方は、実際のお客さまを前にして学ぶと身につきます。
