
投稿日:2026年10月2日
キューイングとタクタイルの基本。触り方、立つ位置、声の強さ
声の強さと、手で触れる強さは、同じになります。
だから、キューイング(声かけ)とタクタイル(手で触れて導くこと)は、一緒に練習します。
基本は、触り方、立つ位置、声の強さの3つです。
「正しい場所に触れていれば、伝わる」でしょうか
「触る場所は、合っているはずなのに、伝わらない。」
そう感じている方は、多いと思います。
でも、場所が合っているだけでは、足りません。
触られたお客さまが、どう感じるか。
先生が、どこに立っているか。
声と手の強さが、そろっているか。
そこで、伝わり方が変わります。
3つの基本
| 基本 | すること | 避けること |
|---|---|---|
| 触り方 | 手のひらの外側で触れる。親指は添えるだけ | 親指と人差し指でつかむ |
| 立つ位置 | お客さまの視界に入り、顔が見える位置 | お客さまに背を向ける |
| 声の強さ | 手の強さとそろえる。言葉は短く | 長い文章で説明する |
1. 触り方
手のひらを、半分に分けて考えてください。
使うのは、外側です。
小指と、手のひらの外側のふくらみ。
親指は、添えるだけにします。
親指と人差し指でつかむように触れると、
お客さまは、つかまれているように感じます。
「間違いを、直されている。」
そういう感覚が、強く伝わってしまうのです。
2. 立つ位置
お客さまの視界に入る位置に、立ってください。
先生が背を向けていると、お客さまは不安になります。
「何をされているのだろう」と感じるからです。
もう1つ、理由があります。
先生からも、お客さまの顔が見えることです。
苦しそうな表情をしていないか。
集中できているか。
目が泳ぎ始めたら、
ペースが合っていないのかもしれません。
3. 声の強さ
声と手は、同じ強さになる
「もう少し、声を大きくしてみてください。」
キューイングの練習で、こうお伝えすることがあります。
大きな声を出すと、手も強くなります。
小さな声だと、手も弱くなります。
強く触れながら、やさしい声を出す。
これは、難しいのです。
声が出ていない方は、手も弱いことが多いです。
触れている場所は、合っている。
でも、動きを変えるところまでの力が、出ていない。
お客さまは、「なんとなく触られている」としか感じません。
言葉は、短く
長い文章で話すと、
お客さまは、聞き取ることに力を使います。
そこに、力を使わせたくないのです。
「上げます」と言いながら、手で導く。
言葉は短く。動きは、手で伝える。
強さが合わないと、怒られているように感じる
「どんどん、いきますよ。」
そう言いながら、強くつかむように触れると、
お客さまは緊張します。
「怒られているのかな」と感じてしまうのです。
どうやって、身につけるか
説明を聞いても、分からない。
そう言われることがあります。
これを当たり前にやっている場所にいると、
知らないうちに、身についていきます。
見ているからです。
実際に見て、触れられて、体験する。
そこに、足を運ぶ価値があります。
まとめ
- 手のひらの外側で触れ、親指は添えるだけにします
- お客さまの視界に入り、顔が見える位置に立ちます
- 声の強さと、手の強さはそろいます。言葉は短くします
あなたの手は、
お客さまに、どう感じられているでしょうか。
よくあるご質問
Q. タクタイルとは何ですか。
手で触れて、お客さまの動きを導くことです。ピラティスでは、声かけ(キューイング)と合わせて使います。
Q. お客さまに触れるとき、気をつけることは何ですか。
手のひらの外側で触れ、親指は添えるだけにします。親指と人差し指でつかむように触れると、直されているという感覚が強く伝わってしまいます。
Q. 声が小さいと言われます。どうすればよいですか。
声の強さと手の強さは、そろいます。声を大きくする練習をすると、手で導く力も出やすくなります。
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この話を動画で見る
触り方と立つ位置は、動画で見ると分かりやすいです。
書いた人
関口智弘(MOHI)
MOHI Pilates Founder。ピラティス指導歴20年。
2012年に MOHI Pilates を創業し、これまでに300人以上のインストラクターを育成。
代表プロフィール
養成コースについて
触り方と声は、実際に見て、触れられて、練習すると身につきます。
